助成金と補助金の違い
弊所ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
世田谷区三宿の行政書士 湯地麻紀子(ゆじ まきこ)です。
今日は、「助成金と補助金の違い」についてのお話をします。
※令和5年3月31日まで、マイナンバー申請のサポートを行っております。
詳しくは、つくってみようマイナンバーカード
・よく聞く二つのワード「助成金」と「補助金」
助成金と補助金。
事業を営んでいる方なら、両方の言葉を耳にしたことがあると思います。
特に、コロナ渦となり、補助金・助成金と言うワードがそれまで以上に周知されてきました。
これらのワードを知っている方は多いと思うのですが、じゃあ二つの違いを説明してみてと言われて、正しく説明することができる方がどれだけいらっしゃるでしょうか。
補助金も助成金も、国などからお金がもらえるんだろうな、という漠然とした認識は持ってらっしゃるかと思います。
今回は、この両者の違いを説明いたします。
・助成金とは
助成金は、事業者を支援するためのお金です。助成金は主に厚生労働省が運営しています。
雇用保険に加入している事業所であれば、業種をとわずに活用できる制度です。
助成金は社会保険料から支払われており、雇用保険に加入している会社が支払った社会保険料の一部から支給されたお金なので、給付されたお金は返済する必要がないのが特徴です。
助成金は、事業者が要件を満たしていれば、受給可能になります。
・補助金とは
補助金とは、主に経済産業省や自治体などが、何らかの政策目的達成のために税金を使って起業家や中小企業を支援する制度です。
補助金は申請内容を審査され、採択(合格)と不採択(不合格)があり、助成金と違い、申請すれば誰でも貰えるものではありません。
ただし、補助金は原則返済不要のため、条件が合えば積極的に利用したい資金調達手段でもあります。
・申請方法
それでは、補助金と助成金、それぞれどのように申請をすればよいのでしょうか。
基本的に、どちらも自分自身で申請をおこなうことができます。
しかし、経営者であれば、日々の業務に追われており、改めて申請手続きのために時間を割くことが難しいかと思います。
そこで、専門家に任せるというのも一つの方法です。専門家に任せることで、採択率も高まるというメリットもあります。
助成金は、社会保険労務士だけとなりますが、補助金は行政書士も申請代行できます。
困ったときは、専門家にご相談してみるという手段をお勧めします。
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