「契約書があるから安心」は本当?見落とされがちな“誤解”についてお話しします
世田谷区三宿にて、忙しくなってきた女性起業家を対象にトラブル回避とストレスフリーなビジネスの仕組みづくりをサポートしています行政書士 ゆじ まきこです。
私は、起業する人のための行政書士です。
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はじめに
「契約書はちゃんと交わしたから、安心です」
そう言われると、たしかにきちんとしている印象がありますよね。
でも実はこの「契約書があるから大丈夫」という思い込みが、
トラブルを防ぐどころか、逆に“油断”を生むこともあるのです。
今日は、契約書にまつわる「安心」の正体と、
気をつけておきたいポイントについてお話しします。
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契約書=安心、とは限らない理由
契約書は、たしかに口約束よりもはるかに信頼性の高い証拠です。
ですが、それが「内容まできちんと合意できているかどうか」は、別の話。
・内容をしっかり読まずにサインしていた
・ひな形をそのまま流用してしまって、業務に合っていなかった
・「あれ?こんなこと決めたっけ?」という項目が後から発覚した
こうしたケースでは、「契約書があったはずなのに…」という形で、
かえってもめごとが複雑化してしまうこともあります。
安心感を生むのは「契約書の存在」ではなく「中身と合意」
本当に大切なのは、「自分の業務・目的に合った内容」であるかどうか。
相手とよく話し合い、お互いの認識をすり合わせた上で交わす契約書は、
たしかに“安心を支える道具”になります。
ですが、内容が適当だったり、形だけ交わしたものでは、
逆に誤解やトラブルの原因になってしまいます。
私自身の実感から
行政書士としてこれまで多くのご相談を受けてきましたが、
「契約書をきちんと作成したい」と思うようになったきっかけを伺うと、
それ以前にすでに「契約書はあったけれど、中身を確認していなかったことでトラブルになった」
という経験をされている方が少なくありません。
つまり、契約書が「ある・ない」よりも、
「中身をきちんと理解し合って交わしたかどうか」が重要だということを、
ご自身の経験を通して実感されているのだと思います。
だからこそ私は、契約書は“形”よりも“中身”が大事、といつもお伝えしています。
まとめ
契約書があるから安心――
それは半分正解で、半分は誤解かもしれません。
大切なのは、形だけでなく、「自分が納得して交わしたかどうか」。
その視点を持つことで、契約書は“紙”ではなく、ビジネスの支えになってくれます。
「まだ内容はよくわからない」という方も、
まずは“中身に目を向ける習慣”から始めてみませんか?
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