相手から契約書を渡されたとき、どうしたらいい?―不安を減らすための読み方入門

世田谷区三宿にて、忙しくなってきた女性起業家を対象にトラブル回避とストレスフリーなビジネスの仕組みづくりをサポートしています行政書士 ゆじ まきこです。

私は、起業する人のための行政書士です。

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はじめに

「この契約書にサインしてください」

起業してしばらくすると、相手側から契約書を提示される場面が出てきます。
会社や経験豊富な方との取引なら、なおさら緊張してしまうもの。

「読んでもよくわからない…でも断りにくい」
「失礼にならないように、どう対応すればいいの?」
そんな不安を抱えた経験、ありませんか?

今日は、相手から契約書を提示されたときの対応について、
基本の考え方と、すぐに使える視点をお伝えします。

契約書は「そのままサイン」が当たり前ではない

「契約書=相手が作るもの」という思い込みはありませんか?

確かに、業務を委託される立場だと、相手が用意することが多いです。
でも、だからといって、“そのまま従わなければいけない”わけではありません。

契約書は「両者の合意」で成り立つもの。
内容を確認して、「ちょっと気になる…」と思う箇所があれば、
丁寧に確認したり、修正を相談するのは、決して失礼ではないのです。

チェックしておきたいポイント

たとえば、次のような点に目を通してみてください:

- 支払条件:金額だけでなく、支払日や振込手数料の負担者は?
- 業務範囲:やること・やらないことが明確か?
- 修正やキャンセルのルール:納品後のやり直し対応は?
- トラブル時の責任:損害賠償などの項目が極端になっていないか?



もし「難しい言葉が多い」「読んでも意味がつかめない」と感じたら、
そのまま放置せず、誰かに相談することも大切です。

その場の空気で流されてしまったことがありました

私自身、行政書士として開業してからは、相手から出された契約書にそのままサインすることはありません。

でも、まだ若かった会社員時代、仕事をいただいた立場ということもあり、
「これってちょっと…」と思いながらも、その場の空気で流されてしまったことがありました。

今振り返ると、「わからない」と言えなかったことが、あとあと自分を苦しめたな…と感じます。

だからこそ、今は「一度持ち帰って確認させてください」と丁寧に伝えることも、
自分を守る選択だと思っています。

まとめ

契約書は、“確認も交渉もできるもの”です。

相手が用意したからといって、すべてを鵜呑みにする必要はありません。
読めない・わからないときは、持ち帰る勇気、相談する勇気を持ってみてください。

そして少しずつ、「契約書を味方につける力」を育てていきましょう。

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