オンラインビジネスに必須の「契約書」とは?
世田谷区三宿にて、女性起業家をサポート支援しています行政書士 ゆじ まきこです。
私は、起業する人のための行政書士です。
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1.はじめに
オンラインビジネスの広がりとリスク
今や、サービス提供も商品販売も、すべて「オンライン」で完結できる時代になりました。
自宅にいながら全国・世界中のお客様とつながれる。
とても便利で、夢のある時代ですよね。
でも、顔が見えない取引だからこそ、トラブルに発展しやすいリスクもあるんです。
「信頼してるから大丈夫」
「いい人そうだから、契約書なんてなくてもいい」
そんなふうに思ってしまう方もいらっしゃいますが、
実はビジネスだからこそ、最初にルールを明確にしておくことが必要です。
そのために欠かせないのが、契約書なんです。
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2.オンラインビジネスにおける契約書の役割
契約書には、大きく3つの役割があります。
- お互いの権利と義務を明確にする
- トラブルを未然に防ぐ
- 万が一のときに、自分を守る武器になる
信頼関係はもちろん大切ですが、
ビジネスは「感情」だけでなく「ルール」によって成り立っています。
信頼しているからこそ、最初にしっかり約束ごとを文書にしておく。
これが、プロとしての姿勢なのです。
3.どんな場面で契約書が必要?
オンラインビジネスでは、次のような場面で契約書が必要になります。
- コンテンツ販売(動画講座・PDF教材など)
→ 利用規約・購入時契約書 - オンラインサービス提供(コンサル、セッション、指導など)
→ 業務委託契約書または利用規約 - 外注(デザイン制作、システム開発、ライティング依頼など)
→ 外注契約書、業務委託契約書 - 共同プロジェクトやコラボレーション
→ 業務提携契約書
要するに、
商品やサービスがあるなら、契約書も必須
と覚えておくと安心です。
4.よくあるトラブル例と、契約書で防げたはずのケース
実際、私のもとにも
オンライン取引でのトラブルに関するご相談が寄せられています。
たとえば、
- 遠方の取引先とトラブルになったが、直接会って話し合うことができず、解決までに時間も労力もかかってしまった。
- 支払期日を過ぎてもお支払いがされず、催促にも応じてもらえなかった。
こうしたケースは、
最初に契約書で「支払期日」や「トラブル時の対応」をきちんと定めておけば、
トラブルを未然に防いだり、早期解決につなげられた可能性が高いです。
5.行政書士として、歯がゆく思うこと
実は、トラブルが発生してからご相談を受けることも少なくありません。
ですが、行政書士は法律上、
トラブル発生後の代理交渉や訴訟行為はできないことになっています。
そのため、
「せっかく相談してもらったのに、私の立場では対応できない…」
と、歯がゆい思いをすることもあります。
だからこそ、心からお伝えしたいのです。
トラブルになってからでは遅い。
トラブルになる前に、きちんと契約書で備えることが、何よりも大切です。
小さなひと手間が、あなた自身を守り、
あなたのビジネスを、未来につなげていく力になります。
6.自分を守るための「最低限」の契約内容とは?
契約書に最低限入れておきたい項目は、
- サービスや商品の内容
- 費用、支払方法、支払時期
- キャンセル・返品についての取り決め
- 双方の責任範囲
- 知的財産権(著作権)の扱い
- 個人情報保護について
- トラブル時の解決方法(管轄裁判所など)
これらを押さえておくだけでも、
安心感が全然違ってきますよ!
7.まとめ
オンラインビジネスこそ「契約書」が命綱
「信頼してるから、大丈夫だと思ってた。」
そんな言葉を、私は何度も耳にしてきました。
でも、信頼と契約書は別ものです。
あなたの大切なビジネスを守るために。
お客様とより良い関係を築くために。
契約書は、あなた自身とビジネスへの「愛」と考えてください!
迷ったら、ぜひ専門家に相談してくださいね。
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