働く女性は増えている
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世田谷区三宿にて、ママ起業、初心者起業をサポート支援しています行政書士 湯地麻紀子(ゆじ まきこ)です。
私は、起業したい人のための行政書士です。⇒「女性の起業相談」
今日は、「働く女性は増えている」についてのお話をします。
※令和5年3月31日まで、マイナンバー申請のサポートを行っております。詳しくは、つくってみようマイナンバーカードからお申込できます。
・ 子供を持つ女性の有業率は25~39歳の各年齢階級で上昇(仮
女性の仕事と家庭との両立問題がよく話題となりますが、現在、女性と仕事を取り巻く環境はどうなっているのか、今回は統計に基づいてお話します。
図3 妻の年齢階級別有業率(夫婦と子供のいる世帯)-平成19年,24年-
平成19年も、24年も妻の年齢が上昇するほど、妻の有業率も上昇しています。
この図から、妻の年齢が上昇するにつれて子どもの年齢が高い場合が多くなり、結果として就業しやすくなるため、妻の有業率が高まったのではと考えられます。子どもが小さいうちは、母親は外で働くということはやはり難しそうです。
それとも、母親というのは子育て中は、外で働きたくないものなのでしょうか?
・就業を希望しているが「出産・育児のため」求職活動をしていない女性は113万4千人(仮
表2 女性の就業希望の有無,求職活動の有無,非求職理由別無業者数及び割合(15~64歳)-平成24年-
上記の図より、15~64歳女性の無業者(1468万6千人)についてみてみましょう。
就業希望の有無,求職活動の有無別にみると,就業希望者は約590万人2千人,うち非求職者(求職活動をしていない人)は約344万7千人となっています。(表2)
その非求職者について,求職しない理由を見ると,「出産・育児のため」が113万4千人と最も多いのがわかります。
そして、その割合は32.9%となっています。(表2)
・まとめ
以上より、子どもがいて女性が働いてない大きな理由は、やはり子育てだということがわかります。
いや、このような図をみなくてもニュース等でずいぶん理解されていることなのですが。
でも、改めてこのように数字で見ると、いかに女性の生活そして人生において、子育てが占める割合が大きいか、ということがわかります。
今の社会構造は、まだまだ子育てを前提としていない構造のままですから、母親にとっては働きづらい場のままです。
しかし、女性が働く場を作る立場になることで、この構造は少しずつ変わっていく可能性は十分にあります。
出典「平成24年就業構造基本調査結果」(総務省統計局)
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