「何もしない」をする
皆様、こんにちは。
弊所ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
世田谷区三宿の行政書士 湯地麻紀子(ゆじ まきこ)です。
今日は、「「何もしない」をする」についてのお話をします。
・夏休みが始まる!
今日あたりが終業式という学校も多いのではないでしょうか。
明日から夏休みと思うと、子どもたちはワクワクしていることでしょう。
一方、親の立場からすると複雑です。
子どもの年齢によっては、日中一人でお留守番させるわけにもいかない場合、安全に過ごせるようスケジューリングを考えなければなりません。
子どもが一人にならないように、夏休み向けのセミナーや講座への申し込みをしたり、学習塾の夏期講習をお願いしたりすることになります。そして、できるだけ日中の時間帯をセミナー等で埋め尽くせば、子どもが一人で過ごす時間帯は減ります。
この場合、スケジューリングが上手く整えば、親側の不安はとりあえずは解消されたようにも思えます。
・今の子供は忙しい
それでは、子どもの側から考えた場合はどうでしょうか。
子どもは、一人でいることのリスクを解消した結果、日中はセミナー等で埋め尽くされた講座に追い回される結果となります。
セミナーや講座は、大人が子どものためを思い作られたものです。きっと、子どもの為になる内容です。
しかし、それらを受講するだけでいいのでしょうか。
・子どもの考える力
子どもが自分で考える力が伸びるとき、それは、自分一人で自発的に考えて、自分の意志で行動を起こす時だと思います。
そのためには、考える力、自由に行動できる時間が必要です。
つまり、多少のゆとりある時間が大切なのです。
夏休みは、まとまった自由時間が取れる格好の期間です。
親も子も忙しい日々ですが、ちょっと頑張ってゆとりの時間を設けてみませんか。