マスク問題
皆様、こんにちは。
弊所ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
世田谷区三宿の行政書士 湯地麻紀子(ゆじ まきこ)です。
今日は、「マスク問題」についてのお話をします。
・コロナとマスク
街を歩けば、誰しもがマスク、マスク、マスク。
コロナ渦になり久しいですが、すっかりマスクをしての生活が当たり前となってしまいました。
しかし、ワクチンが普及し、夏本番を直前に熱中症が心配となってきた現在、今度はマスクを外すことを奨励する動きが出てきました。
厚生労働大臣の6月21日の会見での発言によると、「徒歩や自転車での通勤通学、散歩やランニング、ラジオ体操といった運動時にはマスクを外していただくようお願いします」とのこと。
これを受けSNS上では、「マスクをはずそう」というワードがトレンド入りしたそうです。
・習慣化したものをすぐに改められるか?
この会見があって約一週間後、私がこの日記を書くまで、街ゆく人を見た限りになりますが、暑いからと言って、積極的にマスクを外している方ってそんなに見かけていません。もちろん、私は街中という人がたくさんいる場所ですから、引き続きの配慮でマスクをされているのかもしれませんが。
しかし、ネット上では、「暑いからと言って、すぐにマスクを外すのはどうか?周りもすぐにははずしていない。他人がなんというか?熱中症は気になるけど、しばらくはマスクをしていようかと思います」といった意見も見られます。
つまり、人というのは、ルールが変更したからといってすぐに変化を受け入れるとは限らないということなのかな、と感じます。
・ルールが変わっても猶予が必要
ルールが変わって、そのルールが社会に浸透するまで、多少の時間が必要なことは、行政手続きについても言えます。
例えば、日本の行政手続のオンライン利用率は7.3%にとどまっているとのことです(OECD調査2018年度)。これは、調査に参加した30か国中最下位だそうです。
行政手続のオンライン化が普及し始めてそれなりの年数が経ちますが、こちらも浸透するにはそれなりの時間が必要なようです。