節電ポイント
皆様、こんにちは。
世田谷区三宿の行政書士 湯地麻紀子(ゆじ まきこ)です。
今日は、「節電ポイント」についてのお話をします。
・節電ポイントとは
梅雨入りも梅雨明けも曖昧なままに、気温がぐーんと上昇してきました。
気温が上昇するとともに、消費電力量も増していきます。
例年、夏の消費電力量は懸念され、節電が求められているところですが、今年は、「節電ポイント」なる案が政府より公表されました。
この「節電ポイント」とは、電力料金の上昇の負担を軽減するため、節電をした家庭や企業にポイントを還元する制度です。
電力会社がアプリなどを使って既に実施している還元制度を利用して行われるもの。前年より節電した家庭などにポイントを還元することを想定しているそうです。
また、政府が検討を進めている「節電ポイント」施策では、参加する家庭にまず2000円相当のポイントを付与し「もう1段の節電」をした場合に電力会社が実施する節電ポイントに国が上乗せする形で支援する形を検討しているそうです。
この「節電ポイント」案に参加すると、少なくとも2000円はお得になりそうですね。
・行動する者に利益あり
でも、ただ黙って家庭で節電すればいいというものではありません。
「節電ポイント」案でポイントを付与されたいと思うなら、あらかじめ電力会社にその旨申し込まなければなりません。申し込みを行わなかった人には、ポイントは付与されません。
どうやら、政府は自ら行動する者に利益を与える考えのようです。
・行動しよう!
これって、「節電ポイント」だけの話ではありません。
政府と国民のお金の関係を見ると、自ら行動する者が利益を得る形になっているのが現状です。
還付税、助成金、補助金等々、国から金銭的に利益を得たいと思ったら、政府が定める手続きを自ら行った者のみがその利益を得られます。黙っていては、それらの利益は、たとえ得られるだけの要件を満たしていたとしても、得ることができません。
国からの諸々の金銭的付与のための手続き、日ごろから意識して知識を得、場合によっては、自ら積極的なアプローチをする姿勢でいることが大切そうですね。
特に、補助金等は、得られるのであれば、あなたの生活や仕事の助けとなります。
補助金の申請手続きをお考えの場合は、申請のプロである行政書士にご相談されてみてはいかがでしょうか。