フリーランスが無駄な作業を発注されないために──契約書で“業務範囲”を明確にする
世田谷区三宿にて、忙しくなってきた女性起業家を対象にトラブル回避とストレスフリーなビジネスの仕組みづくりをサポートしています行政書士 ゆじ まきこです。
私は、起業する人のための行政書士です。
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はじめに
「それ、契約に書いてないんですけど…」
フリーランスとして働く中で、当初の打ち合わせにはなかった業務を、
あとから当然のように追加される——そんな経験はありませんか?
今回は、「無駄な作業」を未然に防ぐための、
“業務範囲を明確にする契約書の工夫”についてお伝えします。
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“無駄な作業”が生まれる背景
フリーランスが請け負う業務は、どうしても“あいまいな依頼”が起きやすいもの。
- 「ちょっとこれもお願い」
- 「ここまでやってくれると思ってた」
といった“言った・言わない”のトラブルは、業務の境界がはっきりしていないことが原因です。
契約書で業務範囲を明記するメリット
契約書に「業務の内容」や「納品物」を明確に記載することで、以下のようなメリットがあります。
- 契約外の追加作業に、正当に「追加料金が発生します」と伝えられる
- 自分の時間を守れる(不要なストレスを減らせる)
- 相手に「きちんとした人だ」と思ってもらえる
“守る”ための契約は、結果として信頼関係を築くことにもつながります。
具体的にどんな書き方をすればいい?
たとえば、業務内容欄に以下のような書き方を加えると効果的です:
【例1】「本業務の対象は〇〇業務に限る。その他の作業は別途協議のうえ、有償にて対応する」
【例2】「本契約に含まれない業務例:SNS運用、資料作成、電話対応 等」
※あくまで一例ですが、「どこまでが契約範囲なのか」を明記しておくと、後々のトラブル予防になります。
まとめ
フリーランスにとって、時間も信頼も“資産”です。
相手との関係を壊さずに自分の仕事を守るためにも、
契約書で“業務範囲”を丁寧に定義しておくことはとても大切です。
「一応、契約書はあるけど、そこまで細かく書いていなかった…」という方は、
ぜひ一度、見直してみてくださいね。
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