契約書作成前にやっておくべき3つの準備事項
世田谷区三宿にて、忙しくなってきた女性起業家をサポート支援しています行政書士 ゆじ まきこです。
私は、起業する人のための行政書士です。
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1.はじめに
契約書と聞くと、「とりあえず雛形を使えばいいかな」と思いがちですが、実はその前に確認しておくべき“準備”があります。
この準備をしておくことで、契約書作成がスムーズになるだけでなく、契約後のトラブルを防ぐことにもつながります。
今回は、女性起業家やスモールビジネスを始めたばかりの方に向けて、契約書作成前にやっておきたい3つの準備についてお伝えします。
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2.業務の内容・範囲を具体的にする
提供するサービス内容を明確にする
Instagramの運用代行なら、投稿頻度・使用画像・キャプション作成の有無などを細かく決めておきましょう。
業務の範囲を区切る:
投稿用の素材や写真は相手が用意する、DM返信は含まない等、あらかじめ線引きしておくと安心です。
契約期間や納期も確認しておく
単発なのか月単位なのか、納品日はいつか──スケジュールの見通しも立てておきましょう。
3.報酬と支払条件を明確にしておく
報酬の金額(税抜・税込)をはっきりさせる
「5万円(税込)」と明記するだけでも、相手の印象は変わります。
支払方法を決める
銀行振込、カード決済、現金など、自分が対応できる方法に限定しておくのもOKです。
支払時期のルールを定める
前払い、納品後1週間以内など。入金トラブルを防ぐためにも必須です。
キャンセル時や返金条件の有無を確認
途中解約の際の対応ルールがあると、より安心です。
4.お互いの役割と責任の分担を決めておく
相手が用意すべきものを明確に
講座資料・ロゴデータ・写真など、相手に用意してもらうものは明記しておきましょう。
自分が納品する成果物の形を明確に
PDF形式で納品、動画リンクで提出など、納品形態を事前に伝えるとスムーズです。
業務のスケジュールも共有しておく
何日までに素材をもらう、納品までに何日かかる──簡単なタイムラインを考えておくと、遅延防止にもなります。
5.まとめ
契約書は「トラブル防止」のための大切なツールですが、書面より前に大事なのは“準備”です。
業務の内容・お金のこと・役割の整理。この3つをきちんと整えてから契約書に進むことで、お互いに気持ちよく仕事を始められます。
小さく起業した女性にこそ、「言葉で確認する」以上に「文書で明確にしておく」ことが安心につながると、私は日々感じています。
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