会社の種類
皆様、こんにちは。
弊所ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
世田谷区三宿の行政書士 湯地麻紀子(ゆじ まきこ)です。
今日は、「会社の種類」についてのお話をします。
・会社を設立する
前回は、個人事業主で起業するお話をしました。今日は、会社を設立して起業する方法についてお話します。
個人事業主で起業したが、ビジネスが波に乗ってきた、組織化して更なる事業展開をしたい!
もしくは
規模の大きなビジネスを最初から手掛けたい!
そのような思いから、会社を立ち上げる方もいらっしゃると思います。
・会社の種類
会社と一言に申しても、その種類は下記の通り4つあります。
*株式会社
*合同会社
*合名会社
*合資会社
・株式会社とは
会社の代表的な形態です。この形態の呼び名は、皆様に最も馴染みがあるのではないでしょうか。
株式会社は、株式を発行してお金を集め(資本を出資してもらい株主となってもらう)、その資本を用いて経営を行っていく会社となります。つまり株式と引き換えに資金を調達し、お金を産み出していく会社を株式会社と呼びます。
株式会社は、日本で最も多いポピュラーな会社形態と言えるでしょう。
法人としての知名度も抜群で信用度も高いのですが、色々と法規制がかけられています。
・合同会社とは
合同会社とは、2006年の会社法改正により新しく設けられた会社形態で、アメリカのLLC(Limited Liability Company)をモデルとして導入されました。合同会社は「出資者=会社の経営者」の持分会社で、出資したすべての社員に会社の決定権があります。
・合名会社とは
合名会社とは、無限責任社員のみで構成されている会社のことを意味します。合名会社は(名)と表記されます。
・合資会社とは
合資会社は有限責任社員と無限責任社員の両方で構成されている会社のことを意味します。
合資会社は、表記されるときは(資)と表記されます。
合資会社には有限責任社員と無限責任社員の両方が必要であるため、最小2人からの設立が可能です。