オンラインとリアル
皆様、こんにちは。
世田谷区三宿の行政書士 湯地麻紀子(ゆじ まきこ)です。
今日は、「オンラインとリアル」についてのお話をします。
・オンラインが定着してきた
コロナ渦になり2年ちょっと。
私たちは(いいことではないですが)コロナと共存してきました。
この間、オンラインでのやり取りというものが急激に仕事や生活に浸透してきました。
それまでは、朝早くから満員電車に揺られて勤務先での会議に間に合うよう移動していたのが、コロナ渦となり、自宅にいながらオンラインでの会議参加が可能となりました。
オンラインの活用により、子育てをされているママさんなどは、移動時間を省略することができます。
これで、子育てに空いた時間を充てことができるわけですから、ずいぶん助かったのではないでしょうか。
子育てされている方だけでなく、オンラインで仕事が可能になると、作業効率が上がるわけですから、あらゆる方がオンラインの便利さを感じたことと思います。
・人とのつながりは?
オンラインはこのように便利な面もあるのですが、一方で困ったこともあります。
それは、移動せず事を成し遂げられる反面、人に会う機会が減ってしまったということです。
例えば、コロナ渦となり、多くの大学は休校となりましたが、その間、キャンパスに入ることは許されず、大学生は自室でオンラインで講義に参加することとなりました。
しかし、これだと下宿の大学生は一日誰とも話さずに、終わってしまいます。その結果、孤独ゆえにメンタルヘルスを害するということも問題になっていましたね。
オンラインは便利ではありますが、オンラインだけでは人間って駄目なようです。
・結婚の機会が減ってきている
もっと、問題になっていることとして、コロナ渦以降、結婚適齢期にある人たちの結婚の機会が減ってきていると、ニュースで話題となっていました。
確かに、オンラインだけでは相手のことをちゃんと知ることをできないのですから、結婚にまで至るのは難しいですよね。
人が人としてつながっていくには、リアルでのコミュニケーションは、オンラインより重要ということですね。
・両方を使い分けたい
現在のところ、オンラインもリアルも一長一短。
オンラインの利便ばかりに目が行きがちですが、それぞれを、ケースバイケースで使い分けたほうがよさそうです。
手続きも一緒、官公署に対する申請は、紙媒体がまだ幅を利かせていますが、オンラインも普及してきました。
また、自分で申請を行うという方法もあれば、行政書士というプロに申請をお願いするという方法もあります。
紙媒体というリアルでの申請とオンライン申請、用途に合わせて、使い分けたいですね。