契約書にサインする前にチェックしたい“3つの見落とし”
世田谷区三宿にて、忙しくなってきた女性起業家を対象にトラブル回避とストレスフリーなビジネスの仕組みづくりをサポートしています行政書士 ゆじ まきこです。
私は、起業する人のための行政書士です。
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はじめに
「契約書? ちゃんと読んでからサインしましたよ」
そう答える方の中にも、実は大事なポイントを“見落として”しまっているケースがあります。
契約書というのは、文字を追えば「読んだこと」にはなりますが、“本当にチェックすべき箇所”は、案外わかりにくいもの。
特に起業初期や、はじめての業務委託契約などでは、つい見逃してしまいがちな「落とし穴」があります。
今回は、そんな見落とされがちなチェックポイントを3つ、できるだけわかりやすくご紹介します。
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契約書の“見落としがちな落とし穴”とは?
① 支払いのタイミングが不明確
「報酬は〇円」と金額は書かれているのに、支払期日や条件が書かれていない契約書、意外と多いです。
「検収完了後●日以内」「月末締め翌月●日払い」など、お金の流れがハッキリしていないと、トラブルのもとに。
最悪の場合、支払いが遅れても文句が言えない…そんな事態になる前に、チェックしておきたい項目です。
② 契約解除のルールがない or あいまい
ビジネスでは、途中で契約をやめたくなることもあります。
でも、「一方的に解除してOK」な契約なんてありません。
そのため、あらかじめ「●日前までに書面で通知」などの解除ルールが必要です。
これが明記されていないと、どちらか一方が損をしたり、納得いかないまま関係がこじれてしまうリスクがあります。
③ 責任範囲やトラブル時の対応が書かれていない
「万が一トラブルが起きたら、誰がどこまで責任を取るのか?」
この部分が抜けていると、揉めたときに本当に困ります。
・損害賠償の範囲
・秘密保持の扱い
・成果物の権利関係
など、当たり前のようでいて、抜け落ちている契約書もあります。
私が伝えたいこと
契約書の“文面”を読んだだけでは、こうしたチェックポイントがスルーされてしまうことも。
私自身も、はじめて契約書を扱ったときは、「書いてある内容を全部信じていた」時期がありました。
でも今は、「何が書いてあるか」よりも「何が書いていないか」に目を向けることの大切さを感じています。
まとめ
契約書は、“一度サインしてしまえば”それがすべてのルールになります。
だからこそ、気になる部分は事前に確認したり、必要であれば修正をお願いする勇気も必要です。
「見落としがちな3つのポイント」、ぜひあなたの契約書でもチェックしてみてくださいね。
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